だいぶ前のハナシになりますが8月16日、17日とオダさん( http://blog.livedoor.jp/odag/ )が東海地方にやってきました。
目的はマザック岐阜美濃加茂のワールドテクノロジーセンター視察。
オダさんが現在欲しいと思ってる設備がハダカになってるところを見るためです。
そこはウチ(シマダ機工)から近いのと、まっどだいまるさんとこからも近いため、オダさんに興味がアルナシ問わず、ウチとまっどだいまるさんとこに来てもらうことにしました。(強引)
オダさんは以下のコメントにあるように、設備投資推進派。
http://blog.livedoor.jp/odag/archives/51731648.html#comments
>7. Posted by オダ 2011年08月22日 12:29
>ヨシア機さん
>私は、設備投資しない派を完全に否定していましたから・・・
>私に対して、あまり良い印象は無いのじゃないのかな?と思っていましたが・・・
対する私とまっどだいまるさんはそれぞれ理由は違うものの、設備投資慎重派。
私はけっしてネガティブ派ではないものの、ボトルネックでないところには投資をしないので、なかなか設備へは投資をしません。
まっどだいまるさんはぜんぜん違う方を見ているので、賃加工用の設備に対してはネガティブ、という感じでしょうか。
というか、完全否定されてたんですね、私たち。
え、人格まで?w
設備投資に対する姿勢は違えど、私はオダさんに興味津々。
あと以前にその設備投資関連の話でオダさんとまっどだいまるさんとすれ違いがありましたので、まっどだいまるさんとこの事情を知ってもらってすれ違いを解消してもらおうと、お節介にも思ったわけです。
8月16日、仕事を終えた後にオダさん新幹線で夜に岐阜駅到着。
軽く食事をした後にわたしの会社(シマダ機工)に見に来てもらいました。
汚いところですみません。
全然掃除してないです。
機械をぴかぴかにみがくというオダさんから見たら、だいぶアレだったのではないかと。。。
弊社のロボドリルのところに加工途中で置いてあった小指の第1関節サイズの製品の価格について、非常に大きな衝撃を、お互いに受けました。
部品としては、けっこう簡単なもので、キャップみたいなものです。
いわゆる板金部品で大量生産になればプレスで作るようなものですが、開発試作途中で金型をおこしてもすぐ金型がゴミになってしまうので、よく削り出しで依頼されます。
材質SUS310S。
全長20㎜、外径φ12、φ8、φ6の3段構成で、板厚0.4㎜、φ1.5㎜の穴が放射状に等分8か所であきます。
寸法公差はそれぞれすべて±0.05㎜。
外径φ12の部分と、その他の部分は0.2㎜センターずれしています。
写真は残念ですが掲載できません。
作り方としては、旋盤でやる場合は0.2㎜のセンターずれ部分の加工が芯ずれ治具での対応となります。
私はNC旋盤が得意ではないので、ロボドリルでロングネックエンドミルを使ってチマチマと芯ずれ穴を加工し、位置決め治具にはめて外側をまた芯ずれさせて加工してました。
いままでの実績で旋盤では加工できない形状の類似部品で、そういう工法をとっていたので、今回も同じように。
NC旋盤苦手ですから。
そしてオダさんが製品と図面を見てるときに、「いくらだとお見積しますか?」と聞くと。
オダさん「250円/個。」
わたし「・・・!」
わたし「あの、数量40個だとして。うちは試作ばかりで数が出ませんので。」
オダさん「じゃあ1,000円/個くらいはもらわんとな~」
わたし「・・・!」
わたし「あの、それうち8,000円/個でやってます・・・。類似品のリピートで、普段はもっと数が少なくて10個くらいだと20,000円/個とかです。」
オダさん「・・・!」
オダさんは旋盤系複合機で0.2㎜芯ずれ治具を使っての工法を想定して、とのこと。
放射状の穴はC軸回して。
わたしにとって、その夜は眠れぬ夜となりました。
(翌朝納期の平面度事業部仕事があったので、どのみち徹夜でした。)
つづく。
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