こういう製品。
![]()
丸もので円筒部に円筒底のポケットがあります。
キーがこのポケットなかでシュウドウするらしいです。
「摺動」ってなかなか漢字変換できませんね。
回転軸と3軸が必要な加工ですね。
お客さまが複合旋盤屋さんに発注していたのですが、そこがどうも受注後にうまくプログラミングできなくて納期の1日前になって投げ出したとのこと。
焦ったお客さまは、どこか特急でやってくれるところない?とウチに聞いて来ました。
わ~い、頼られてる(^^)
横4軸マシニングか、5軸マシニングか、複合旋盤か、最後に冗談でウチで手動か。。。と言っていたところ、ウチになってしまいまいた。
ウチは。。。超めんどくさいんですけど。。。
手動ですからね。
というわけで、納期も無いので段取り。
普通は納期が3日くらいしか無い!特急だ!ってなもんですが、
やったことも無い加工を1日でって言うのはレベル高いです。
旋盤と、お客さまで加工できるところまではやってもらって、ポケットの追加工からウチで。
![]()
テーブルの回転中心に製品を位置決め。
基準になる角度を0にセット。
![]()
90度寝かせて、エンドミルを構えた状態でインデックステーブルをあっちに回転、こっちに回転とさせながらターンミルします。
エンドミルはテーブル回転中心と主軸回転中心を同一にするとエンドミルの底刃がドスコイ(何語?w)するので、エンドミルの半径分を進行方向に対してマイナス側に逃し、エンゲージアングル90度で加工します。
ターンミル加工では底部分は真っ直ぐに仕上がらず、非常に曲率の緩やかな楕円の底とカスプができます。
工具径とオフセット値、製品の径とピッチ距離によってカスプの高さが決まります。
ボールエンドミルだと簡単にカスプの高さが計算できますが、ラジアスカッターだと3Dモデルを投影してみないとよく分からないんですよね。
たぶん最初に受注した複合旋盤屋さんは、このへんがうまくプログラミング出来なかったんじゃないでしょうか。
とても忙しい月末に特急で来たのと、ぜんぶ手動での加工で超めんどくさかったですが、喜んでもらえたみたいで良かったです。
シマダ機工 2026年のカレンダー







