日立精機のVS50を上から見てみます。
X軸のリニアガイドはY軸に対して前後に配置されていて、ゲタが上に載ってます。
日立精機 VS50
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マキノやオークマなどはゲタ(オレンジ色のところ)が以下の図のように横に抱きついてブラ下がる感じです。
オークマ MB-46VB
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マキノ V56
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どっちがいいの?と言われると作るメーカーの質にもよりますが、ゲタの厚みぶん本体から遠ざかると力学的に不利ではありますよね。
オークマは機械の体格のわりにはすごく太いリニアガイドとボールネジ使ってます。
マキノは異常なほど広い摺動面。
日立精機で使ってるリニアガイドはコロではなく、球が転がるタイプ。そしてちょっと細い。ボールネジも細い。
あ、日立精機のこの機械、摺動油いらないんですよ。68番の。グリスも要らないのです。
エコパックというのが給油してくれるらしいです。
カタログに載ってます。
日立精機VS50カタログ.pdf
次はDMU80の裏側
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この機械もリニアガイドが前後配置で、ゲタが上に載ってるタイプです。
ゲタの上にさらにY軸とB軸と主軸が載ってて、Z軸はテーブル昇降という変わった軸構成の機械です。
X軸の上にいろいろ載せすぎているおかげで省スペースではあります。
リニアガイドはコロが転がるやつで、けっこう太めです。
ボールネジは軸によって太さもピッチもだいぶ違います。
Z軸はすごく重たそうなテーブルを昇降するため太くて緩いピッチのボールネジです。
000のグリスを使用してて使用済みグリスの回収は考えていないらしく、垂れ流しでべったべたになってます。
テーブルの手前側で加工すると、主軸アタマがにょいーんとのびて、片持ちテーブルの先端で加工することになるので力学的には極めて不利な状況になります。
設計はイマイチだと思いますが、それでも5軸はとっても便利な機械です。
いろいろなタイプの機械があって楽しいです。
久々にPC新調 DELL XPS 13 2-in-1





