思い出の

弊社のHPの下のほうに生産事例として載せてある写真。
T0001.jpg
http://xn--qckn4dud5e146u9qq.com/
材質:6000系アルミ
特徴:1300x800X120程度の大きさ
実はこれ、思い出の品です。
私が初めてマシニングを触った時に作った製品です。
シマダ機工入社の3か月前、9月ごろのことでした。
私が前の会社にいるときに、シマダ機工のために受注したもの。
サラリーマンやりながら、次の会社の仕事してたんですね~。
先代社長と私が値決めをしていたときに、先代社長が12万円くらい、私が8万円くらい、と見積もりました。
いや、12万円は高いでしょと言ったら「じゃあできるもんならお前やってみろ!!」と一気にブチ切れられたので、「じゃあやってみようか」ということになったのです。
2日ほど前の会社に有給休暇をもらい、学生の時に着ていた工場実習の作業服を着て、初めてマシニングを操作しました。
先代社長は機械を壊されないか心配だったようで、いちおう後ろについて質問に答えてくれます。
原点設定の仕方とか、プログラムの編集画面はどのボタンで出すのかとか。
NCプログラム読むのは前の会社でも生産技術職だったので、一応読めました。
NCプログラム作るのは学生のとき以来だから、10年ぶりくらい。
CAMとかは無いので、鍋CADっていうフリーのCADソフトで輪郭の座標を拾い、マシニングに手打ちでプログラムを入力していきました。
製品のサイズが1300 x 800で機械(MC-60VAE)のYストローク630㎜を超えているので、窓抜きや外側輪郭はつなぎ目ができないところでつなぐよう、工夫しました。
長補正のとり方をミスってテーブルを窓の形に削ってしまいました
http://xn--qckn4dud5e146u9qq.jp/article/41895616.html が、
2日目のお昼に(約12時間で)完成。
「ホラ、マシニングに初めて触るどシロウトがやっても12時間でできるんだから、8万円でも充分だったでしょ」
と得意顔になって言ったのでした。
テーブルは削っちゃいましたが。
。。。今やっても10時間くらいかかりそうですが。
。。。今やると、私も12万円くらいって言いそうですが。
たぶん先代社長としては、このときは悔しい思いよりも、アムロが初めてガンダムに乗ってザク2機をアレしてアレしたような誇らしい気分だったと思います。
息子は親を超えてなんぼのものですからね。
そういう思い出の品。

関連記事